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★卸売業の機能

 卸売業の機能は、取引回数の減少と在庫数量の減少の働きをもっています。

①取引回数の減少・・・・製造業者と小売業者又は消費者との間で行われる流通上の総取引回数が、卸売業者が介在することで減少するのです。

例:5種類の商品を7人が必要とすると、1人当たり5回の取引が必要になり、全体での取り引数は5回×7人=35回になります。

でも、間に卸売り業者が1社入ると、5種類の商品すべてを卸売業者が購入し、7人が卸売業者から購入すれば、5回+7回=12回となります。

そうなると卸売業者がない場合の35回よりも23回も少ない取引回数ですむのです。

②在庫数量の減少・・・・小売業者が必要な在庫数をすべて在庫するよりも、卸売業者が一定数の在庫を持っていれば、小売業者の不足在庫を卸売から直ぐに調達できるので社会的な総在庫数量が少なくてすむという考え方。

例:小売業者が店頭に必要な在庫数が30個で、倉庫に必要な数が20個とすると、卸売業者がいなけれが、30+20=50個が各小売業者で必要となります。

小売業者が7社なら50個×7社=350個になります。

卸売業者が70個保有していると、在庫数は、30個×7社=210個(小売業者所有在庫、210個+70個(卸売業者保有在庫)=280個となるのです。

そうなると総在庫数量が350個から70個少ない280個となるのです。

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